私は安川電機における研究を通して、「磁束集中IPMモータ」「プレスコイル」「高強度鋼鈑ロータコア」や「永久磁石可変界磁」技術を発明し開発いたしました。

ここ数年は、これらの技術を用いることが2020年代のモータの高出力密度化の最適解であること、ドローン・EVモータや航空機電動化モータに適するものであることを安川電機に、また学会やセミナーを通して社外にも提案してきました。

私はこれまで勤務した3社を通して、自ら新機構を発明し、電磁と構造設計し、図面を描き、発注し、治具設計し、組立て、測定評価を行ってきました。

現在、2MW/110kg・580kW/36kg・120kW/10kg等、世界最高出力密度モータの製作を提案中です。

学歴

1983年3月九州大学工学部電気工学科卒業
「リニアインダクションモータの特性解析」吉田欣二郎先生指導
2018年3月鹿児島大学より学位授与
「永久磁石可変界磁モータの研究」山本吉郎先生指導

職歴

1983年4月ヤマハ発動機株式会社に入社、モータサイクル事業部
・マジェスティ(250ccスクータ)等に用いられたVベルト変速機電子制御システム発明と開発
・ヤマハメイト(ビジネスバイク)のエンジン開発実験、等
1993年4月自動車電機工業株式会社に転職、研究部
・ワイパーモータ,パワーウィンドモータの小型化,静音化研究
・ABS用油圧アクチュエータの小型化研究、等
2001年9月株式会社安川電機に転職、開発研究所(現YTC)
・永久磁石可変界磁モータの研究
・サーボモータ(Σモータ)の次世代技術開発、等
(定年退職後、エルダースタッフとして再雇用、2023年7月契約終了)
2023年9月現在九州電気専門学校にて非常勤勤務、等